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▲欧州的登山生活▲

Submitted by admin on Sun, 2006-07-09 17:58

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△第25号: 初の洞窟探検 (スピードウェル大洞窟)

発行日
2006/07/03
発行者・筆者
まさ (坂野正明)

まさです。
多忙を極めた先週、やっと年季の開けた日曜日、ピーク地方に岩登りに 行きました。素晴らしい天気を楽しんでいたら……、夕方、急に空が 暗くなり、激しい雷雨が襲ってきました。僕は、ちょうどその時、 ピナクル(尖峰)の頂で、登ってくる友人を確保しているところでした。 空が光り、地響きの鳴る中、場所も場所、大量の金属性登攀具に囲まれ、 ご丁寧にザイルという名の導火線につながっているのは、あまり気持ちの いいものではありませんでした……。

そんな週末を無事生き延びた(笑)今日は、昨秋 11月初めにピーク地方に 岩登りに行った週末の記録です。 しかしながら、天候や時間の関係で、岩「登り」の機会はありませんでした。 でも、土曜日の晩は、雨の中、ビバークしてみたり、そして日曜日 は初めてのまっとう(?)な洞窟探検(ケイビング)に出かけたり、で 実はなかなか楽しい週末でした。というわけで、ちょっと風変わり な、前回の硬派路線(?)と打ってかわった(笑)、記録になっている 今回、お楽しみ下さい。

目次

  • 登山記録編 〜〜 初の洞窟探検 (スピードウェル大洞窟) 〜〜
  • Webページ更新情報

登山記録編 〜〜 初の洞窟探検 (スピードウェル大洞窟) 〜〜

△Don Whillans 小屋

ピーク地方西部の Roaches (ローチズ)に出かける。皆の泊まりは、 Don Whillans 記念小屋。 ローチズの岩場の真下に鎮座するこの小屋は、前から興味があった。 今回、僕は人数の関係で泊まれなかったが、宴会は一緒した。 台所の壁から天井の一部にかけて、天然の岩をそのまま 使っているっていうのが、雰囲気を醸し出していて実にいい。英国岩登りの 英雄、ドン・ウィランスの名に恥じない小屋だと感じた。

ちなみに、この日の晩は、Bonfire Night (ボンファイア; 焚火の夜)。 部の連中は花火を持ち込んでいて、湿った夜気の中、皆で打ち上げ花火や 線香花火を楽しんだのだった。ピーク地方の真ん中で Bonfire が楽しめる とは思ってもいなかった。なかなか風情があるではないか。

△ビバーク

あぶれた僕は、どこに泊まるか? せっかくの機会、ビバークとすることにした。蓋をあけてみると、 雨がぽつぽつと降る天候、すばらしい、それでこそビバーク技術の 真価が問われる、というものだ。

暗闇の中、なんとかそれなりの岩陰を見つけた。 マットを敷き、中にもぐり込む。地面が微妙に傾いているが、悪くない。 また、寒くもない。ほどなく、眠りにつくことができた。

夜間、何度か目を覚ましたことはあったが、降り続く雨の中、ビバークとしては 上等な睡眠を取ることができた。そして、朝、周りに誰もいない自然の中、 目覚めることができるのは実に素晴らしい!
満足のいくビバークの夜だった。

△ゲーム

朝、小屋に戻った時、エルスペスが早々に寝た某男に言っていた。

「昨晩、A子が(上半身)裸になってたのよ。(見られなくて)残念なことしたわね。」

えー! それは知らなかった。そう言えば、僕が小屋 から(ビバークのため)離れる時、A子は勢いよくTシャツを脱ぎ捨てていたなぁ。 考えてみれば、(トランプを使って)いわゆる野球拳もどきをやっていた? Bonfire の勢い? なるほど、皆に「おやすみ」と言ったのに、誰も返事をくれなかったのは、 連中、熱中していたからか? そういうことだったのか、うーむ、鈍さ 100% かな。

ベンによると、かく言うエルスペスも、その「ゲーム」とは関係なく脱いで いたそうな。「いい眺めだった」って。
はいはい、そうですか。

惜しいことしたかって? うーん、まぁ多少は。
でも、ビバークでちゃんと休みを取るためには、昨晩あれより遅くはできなかった しなぁ。それに、ビバークは 随分楽しかったし。そう、それでよかったのだ! (……強がり 100%)

△洞窟探検編

翌朝、雨がちの中、 (マイクロバスで) スピードウェル・キャヴァーン (Speedwell Cavern) へ洞窟探検(ケイビング)に出かける。洞窟なら雨でも関係ないもんなぁ(笑) 僕は、まっとうな洞窟探検は一度も経験がない。小さい頃、山際にあった 元防空壕(?)ではよく遊んでいたものだったが。楽しみ、楽しみ。

来たことがあるエルスペスが案内に立つ。駐車場の端の向こうに、 洞窟の口が空いていた。言われなければ気づかないくらい、地味に。
膝をついて洞窟に入ると、中では立つことができる。横は決して広くなく、 一列で進まざるを得ないが。まっ昼間なのに、数メートルも進むと、 漆黒の闇になる。闇を楽しみたくて、最後尾を、時にヘッドランプを消して歩く僕。 わくわくするぅ。

広間に出たところで、右に行けば、別の入口、左に行けば、さらに奥に。 当然、左に。ちょっと急で、岩登りの経験が微妙に役立つところ? 濡れた石灰岩は、実に滑りやすいので、細心の注意を払う必要がある。 滑っても死にはしないが、捻挫や骨折のひとつくらいはありそうだから。 ヘルメットは必需品だ。

10メートルほど奥にいったところで、ぽっかりと深い穴が空いている。 ロープを使う気はない僕らはここで満足して、入口に 戻る。途中、リッチが、壁に埋まった化石の数々を指さす。言われる まで気づかなかったが、実は化石だらけではないか! 石灰岩って……驚き!

しめて20メートルかそこらの「探検」というのはおこがましいものだったが、 それで僕には十分すぎる。心から楽しめた貴重な経験だった。 エルスペス、ありがとう!!

△以上、記録の一部。全文は、以下に載せました。
http://alpiniste.hp.infoseek.co.jp/record/uk/20051105_roaches.jis.html


Webページ更新情報

  • この記事は、以下にも載せました。
    http://alpiniste.hp.infoseek.co.jp/magazine/backnumber/eu025.html
  • この 1カ月前、ピーク地方/Burbage Edge (South) で岩登りをした時の記録を以下に載せました。
    http://alpiniste.hp.infoseek.co.jp/record/uk/20051119_burbage.jis.html

次回予告

次回は… 「湖水地方最高(?)の稜線歩き」

See you later!


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